2021年4月12日(月)
昨日は、午前9時~午後5時前まで、本田池(ほんでんいけ)のナガエツルノゲイトウ(以下、ナガエとよぶ)の駆除作業が行われました。
兵庫県議会議員の浜田さまと淡路農事研究会の久保さまと同行の岡谷さまが視察に来てくださっていたので、兵庫・水辺ネットワークの大嶋さま・碓井さま・丸井さまが作業の工程やナガエの特性や全国の被害状況などを説明してくださいました。
さぁ、現場で作業開始です。
遮水シートを設計図通りにカット。同じ長さのものを3枚作って、強力な両面テープで張り合わせます。
↓視察に来られていた3名の皆さんも手伝ってくださいました。
午後からは、張り合わせたシートを池へ持って行って・・・
池の底に広げます。
水利組合員も、午前中、溝掃除(当地では溝さらえ)していましたが、午後は本田池の駆除作業に加わり、一生懸命作業しました。
3名の兵庫・水辺ネットワークの先生から指導を受けながらシート押えのペグを打ち、土嚢を作ってシートの上に置いていきました。
次は、排水口から外へナガエが流出しないようにネットを張りました。
最後に土嚢に浮きを付けて作業終了です。
今回の作業を新聞社さん(2社)も取材に来てくださいました。
途中の作業のお手伝いもしていただきました。ありがとうございます。
これから徐々に池に水が入り、シートは水面下になってしまいます。
結果が分かるのが11月頃とのことです。
稲刈り終了後、池の水を落として、シートを外してみてナガエがどうなっているか!?
今回の駆除は第一弾。池全体の10分の一にも満たない部分だけかもしれませんが、3名の先生方のご指導・ご協力のおかげで、大きな大きな一歩を踏み出すことができたのです。
今回も完全なボランティアで協力してくださった先生方には本当に感謝・感謝の言葉しかありません。
この計画では現在のところ10年ほどかかる予定ですが、今後、市・県・国・企業などから予算や支援金がでるようなことがあれば、もっとたくさんのシートやペグなどの用具を購入し、人件費も出して大勢の方にお手伝いいただけると思います。そうなると10年と言わずもっと早く駆除できると思います。
どうか、11月の結果がうまくいきますように(祈)