2015年12月19日(土)
今年はオーナー自らソラ玉ちゃん(ターザン)の苗を植えることができました。約350本の玉ねぎ植えで腰が痛いオーナーでした。農業は楽しいけれど体が大変。
これでターザン(中晩生品種)は約4000本定植しました。残り約6000本はもみじ3号(晩生品種)。年末か年明けに植えます。が、
ソーラーシェアリングは雨だれに注意が必要です。
上の写真は左右同じものです。
普通なら畝(うね)の肩(赤い線)が真っすぐ一直線になっていなければなりませんが、ソーラーシェアリングの場合、パネルからの雨だれのため黄色い線のように畝がえぐれてしまいます。
上の右写真は、ギリギリ玉ねぎの根っこがむき出しになるような被害は免れた部分です。
この畝のように上にあるパネルのサイズ(横幅)に合わせて畝立てをし、できるだけ水谷(すいだに)に雨だれが落ちるようにトラクターで鋤くと玉ねぎにまで被害が及ぶことが無さそうです。
この方法で『もみじ3号』の畝の位置を考えてトラクター作業をしてみることにしましょう!
下の写真は、パネルからの雨だれ被害ではなく、12月上旬に降った大雨による被害です。
大粒の雨が叩きつけるように降ったため玉ねぎの根が現れ出てしまいました。淡路島の玉ねぎ農家さんの中には、このような玉ねぎの上から再び土をかけたり根っこを埋め戻したりの作業におわれたそうです。
その点ソーラーシェアリングは、ソーラーパネルが傘の役目を果たし、根っこがむき出しになってしまった物は少なく済みました。