2024年2月1日(木)
今日午後4時10分、能登半島地震から1か月になりました。
遠い淡路島からですが、黙祷をささげさせていただきました。
災害時に電源確保になるかとの思いから、今日、スマイルあわじ様に依頼して、当農園のパワコンに、自立運転時に使えるコンセントの設置をしていただきました。
場所は、
ソーラーシェアリング2号基(黄丸)横にある農業用倉庫(赤枠)内です。
ソーラーシェアリング2号基には9台のパワコン(自立運転機能付き)があります。
その9台のパワコンすべてにコンセントを付けていただきました。
工事が終わった後、実際に試してみました。
テストなので、1台分のパワコンのブレーカーを切りました。↓
次にパワコン下(底面)にある運転ボタンを長押します。↓
すると、下の赤丸のように『自立』のランプが点灯します。↓
水色の四角枠内のコンセントは、倉庫に元から付いていたコンセントです。
今回は赤枠のコンセントを設置してくれましたので、こちらに電源コードをさしました。↓
うまく蛍光灯が点きました。
各パワコンごとにこのようなコンセントを設置してあるので、全部で18個、コンセントを利用することができるようになりました。
1台のパワコンで1500wまで使用できます。※下記、家電消費電力表は参考程度にご覧ください。
日中の晴天時なら多くの方に利用してもらえます。
自立運転に切り替えた時と逆の順番にしていくと、関西電力への連系(売電)が再スタートします。
上の写真の黄色い〇が電力会社へ連系している表示です。
ただ、パワコンの機種によって自立運転機能の有無や手順が異なるそうなので、今回のブログは参考程度にしてください。
1/15にもソーラーシェアリング1号基のパワコンでも自立運転への切り替え訓練をしました。
行政が発行している防災マップに、災害時(長期の停電時)などに「緊急電気供給場所」を記載すると良いのではないでしょうか。
ソーラーパネルを設置しているご家庭もあると思いますが、いざという時に自立運転に切り替えて利用することができることも周知・訓練することも大切かなぁと思います。
今回のコンセント設置が、災害時に地域の方々のお役に立てればと思っています。