2022年8月2日(火)
今日は、日中の最高気温が36.5度まで上がるという酷暑の中、本田池の特定外来生物「ナガエツルノゲイトウ」駆除作業が行われました。
専門家の先生方と地元水利組合(淡路島では田主=たずと言います)員がボートや桟橋で作業や観察を行いました。そして今日は、一日中、神戸新聞社の方々も取材をしてくださり、時には作業の手助けもしてくださいました。
次回の作業日までにこの中央部分のシート下がどうなっているか楽しみです。
また、今日の作業で分かったのですが、中央部分のナガエツルノゲイトウが浮島になっている可能性があるとのことです。根が池の底についていないのであれば、勢力が衰え草の量も減っている秋冬に順次回収できるかもしれません。まだまだ観察が必要ですが、少し明るい情報です。
一方、囲いの青いネット(網)の水面下では、藻やナガエが網目をふさいで水の通りが悪くなってきています。これは、豪雨や台風などで一気に水嵩が増え、下流へ水が流れ出る時に網ごと=ナガエツルノゲイトウの浮島ごと、流れてしまうかもしれないということを意味しています。恐ろしいことです。
そうなると下流の水路や田畑、数百メートル先の瀬戸内海までナガエが広がる心配があります。
豪雨や台風、線状降水帯が発生しないことを祈るのみです。
いやいや、最近は、何が起こるか分からない。早めに対策を講じる必要があります。動かねば!!
本田池の『ナガエツルノゲイトウ』に関する記事はこちらをご覧ください⇒
大変な暑さの中、一日中、作業や取材をしてくださった方々に本当に感謝いたします。
ありがとうございました。