月別アーカイブ: 2020年10月

見学者来園!!

2020年10月31日(土)

昨日、神戸シルバーカレッジで『食とエネルギー』について勉強されている6名の方が、淡路島ソーラーファームへ見学に来られました。

ソーラーシェアリングはまさに『食とエネルギー』!!

皆さんの研究テーマにピッタリだったようで、とても熱心に見学&質問されていました。

夏野菜や稲の収穫後なのでソーラーシェアリングの下には現在、シャルム(葉玉ねぎ)しか植えておらず、ちょっと残念でした。11月や12月には玉ねぎの定植が始まるので、ぜひ、ソーラーシェアリング下での玉ねぎ植え付け体験にも来ていただきたいです。

寒い中、お疲れ様でした。

さて、10/28(水)夕方に神戸から『ナガエノツルゲイトウ』かどうかを見に来ていただきましたが、やはり本当に特定外来生物でした。

しかも『ナガエノツルゲイトウ』だけでなく『アゾラ』という水生シダも繁茂しているとのことです。これも特定外来生物に指定されているので栽培・移植放流・売買・譲渡・運搬などはすべて禁止されています。

上の写真の緑色は『ナガエノツルゲイトウ』で、右斜め上半分に見えている茶色いものが『アゾラ』です。池の表面が全て特定外来生物で蓋をされた状態です。

その方の薦めで簡易ではありますが、応急処置としてこれらの植物が下流や田んぼに流れていかないようにネットを張りました。

県民局や洲本市役所の方々やこれらの除去を手掛けている方々の協力を得て、早々に除去したいと思います。

今日は、快晴でした。

カラス除けネットを取り除き、余分な土を落として倉庫に一時収納しました。

約1週間、天日干ししてあったので良く乾きました。

11月からは本格的に落花生の出荷準備していきます。と言っても11月中下旬の出荷になりますが。

明日から11月。上旬には玉ねぎレクスターの定植も始まります。いよいよ玉ねぎ定植シーズン到来です

特定外来種『ナガエツルノゲイトウ』か!?

2020年10月22日(木)

淡路島では未確認(?)だったかもしれない特定外来種生物『ナガエツルノゲイトウ』が、当農地も使用している田主(水利組合)管轄のため池で群生しているかもしれません。

環境省ホームページより『ナガエツルノゲイトウ』

http://www.env.go.jp/nature/intro/2outline/list/L-syo-06.html

これが、その水草の写真です。

池の半分近くまで水面を覆う勢いです。

上の写真は、除けはけと言われている排水口ですが、外まで出ていっている可能性もあります。

これが本当に特定外来種の『ナガエツルノゲイトウ』ならば、勝手に伐採し外の場所に移動させることは禁止されています。個人なら懲役3年以下または300万円以下の罰金だということです。

環境省ホームページより

特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律

https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=416AC0000000078

現在、水利組合では臨時総会(10/24)を開くべく、関係者が実態の収集にあたっています。

上の写真は、『おいて』と呼んでいるわたしどもの田んぼに咲いている草ですが、なんか似てるような気が・・・

新米をありがた~く頂く

2020年10月16日(金)

おかげさまで『ソラ玉ちゃん2020』は、完売致しました。

今年もソーラーシェアリング設備下で育てた「淡路島玉ねぎ」=「ソラ玉ちゃん」

をたくさん食べていただきありがとうございました。

来年6月収穫予定の『ソラ玉ちゃん2021』もどうぞよろしくお願いいたします。


農業に従事し始めて3回目の米収穫を迎えています。

10/13(火)にソーラーシェアリング2号基下で栽培した『ヒノヒカリ』を収穫しました。

『トビイロウンカ被害』の為、収穫作業は難航。1反余の収穫に4時間かけてしかも収量は標準の三分の一でした。厳しい状況です。

ウンカ被害の稲は刈り残し、翌日から焼いていきました。

とても悲しい経験になりました。来年もウンカ被害はあるだろうとの予測があるのでなんとか対策をとって今回のようなことにならないようにしたいです。

それでも、幸い、中の田んぼ(10/7稲刈り)は、昨年より3袋の減収で済んだので、本日、少しだけ精米して新米のご飯を炊きました。中の田んぼの稲刈りの様子はこちら⇒

84歳の母も「去年よりええ出来栄えや!美味しいし粒も去年より大きめで香りもええ」と話しながら喜んで食べていました。

全国(特に九州・中国地方)でウンカ被害がひどく、中には自分たちで食べるお米も収穫できなかった農家さんもいるそうです。何といっていいのか言葉も見つかりません。

そんな中、わが家では新米をいただくことができて感謝感謝です。

その他野菜のページを更新しました。さつまいも掘りをしましたよ。

昼に咲く月下美人!!稲刈り半分終了

2020年10月10日(土)

日差しを浴びる「月下美人」…!?。

夜に咲き朝にはしぼむ月下美人の花を、日中に咲かせることに成功した。人為的に昼夜を逆転させることで開花をコントロール。「昼ならば多くの人に見てもらえる」と地元の学校などで展示している。

・・・と、10/9(金)の神戸新聞に掲載された我らが人生の師匠!!

残念ながら新聞記事の写真は著作権なんたらでここには載せられませんが、いつもながらのとっても素敵な笑顔と白い大きな月下美人の花の写真です。

発想の転換ですねぇ。夜に咲く花を昼間に咲かせたいとは考えても、実行に移す人は少ない。頭で考えるだけでなく実際にやってみる。人生の師匠にはいつも学ばせてもらっています。

↓の写真は、昨年、師匠宅で見せていただいた夜に咲く月下美人です。

さてさて、あっという間に10月に入って、なんと10月7日(水)に中の田んぼの稲刈りをしてしまいました。予定では10/15~17頃だったので10日も早い稲刈りです。

品種は『ヒノヒカリ』青(緑)色の割合が多く、含有水分量も半端なく多い(‘Д’)

出穂からの積算温度は、1076.7℃

ヒノヒカリの稲刈り適期基準1000℃~1050℃は超えています。

刈った理由⇒台風&10/8から5日間の雨予報だった&『トビイロウンカ』被害の拡大

少しだけJAに出荷して後は家に持ち帰り、保有米として玄米冷蔵庫や保管倉庫で保管します。

ソーラーシェアリング2号基の『ヒノヒカリ』は、まだ刈っていません。

長雨の前にウンカ被害部分を少し手刈りしました。

4日間雨が続き、今日はこんな状態です。

こちらは、どっちみち早くから倒伏していたので、稲が完全に実るまで放置。

10/15-17辺りで刈れたらいいなぁと思いますが、どうでしょうかねぇ。

ソーラーシェアリング設備下では、一般露地栽培より積算温度が低いので、もう少し時間がかかるかもしれません。稲穂をよく観察して刈り時期を定めたいと思います。

10月は、稲刈りの他、落花生や紫芋・安納芋などのさつまいも収穫もしなければなりません。

人生の師匠のようにいい~笑顔で収穫したいですね。